流星ラビットパンチ 市川裕子個展 vol.2

９月の個展に引き続き、詩人　市川裕子さんの個展を開催しています。

「本」というもののあり方にこだわった作品作りを続けている市川さん。

自作の詩を印刷した紙を、揉んだり、破いたり、ボルトで留めたり、、、とあらゆる手法で加工をして、

ビンテージ感を出しているのだとか。

気に入った本のページを何度も何度もめくり続けることで味わいが深くなるように、そんな風合いをプラスしています。

シリーズで出している「海賊本」の連作も、詩画集ならぬ「誌写真集」といった趣き。

文字を広いながら読み進める楽しみも込められています。

また、今回は壁面一杯に大型の作品も展示しています。

引き延ばした原画を元に、更にコラージュを施したという大作です。